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認知行動療法とはどういった治療か?

      2016/12/31

認知行動療法は、一番エビデンス(科学的根拠)のある心理療法である。このことには誰も異論はないと思います。

しかし、友人の臨床心理士はこう言っていました。「今の心理療法は玉石混交で何が正しくて、何が間違っているか分からない」と。おかしいですよね。認知行動療法が一番エビデンスがあると知っていながら、方やいろいろあって分からないと言う。ようは、大体の心理療法が認知行動療法であるために、認知行動療法の裾野が広がりすぎて、分からないということになっちゃっているということなんです。なんでこんなことになっちゃったんでしょうね(汗)。

そのために、認知行動療法とはなんなのか、認知行動療法はどういう経緯でできたのかを知らなければなりませんね。けっこう、僕の憶測も入っているので、ご了承下さい。

認知行動療法はそもそも、認知療法と行動療法と別々の治療を2つにくっつけたものです。これが、そもそもの混乱の要因で、間違いであったと言えるのですが(汗)。そんなこと言っちゃうと、身も蓋もないので、もう少し続けます。

認知療法とは、アーロン・ベックというアメリカの精神科医が1963年に作った治療法です。認知療法は、とりわけ、うつ病の治療として有名です。うつ病者は悲観的な考え方を持つ、そういった考えを「認知(考え)の歪み」とし、考えを修正するために編み出された治療が認知療法です。この考えは、僕はまったく間違っていると思っています。だいたい、「あなたは、認知が歪んでいるので修正しましょう」って、失礼ですよね。まあ、僕もずっと言ってきましたが、よく怒られなかったなあと思います(汗)。ベック流に言う認知の歪みが、なぜおこるのか、それは、また今度くわしく書いていきます。

では、行動療法とはどんなものかです。一般にバラス・スキナーというアメリカの心理学者が行動分析学及び、学習理論の祖と言われています。しかしながら、スキナーがおこなったことはパブロフの条件反射をレスポンデント条件付け、ソーンダイクの試行錯誤学習をオペラント条件付けと再定理化したことだと思います。そのことにより行動分析学がおこったと考えることもできますが、ワトソンが行動主義を提唱した時から、その源流は100年以上前からあったと考えるのが通常であると考えます。

行動主義や行動分析学について、もう一つ、ワトソンやパブロフも、その後継であるスキナーも、いつの時も、同じような批判をされています。それは、「人間と動物は違う」という批判です。行動主義や行動分析学はあまたの動物実験の中で作り上げられてきた学問です。動物に刺激を与え、それに対する反応を見る。これを、刺激(S)と反応(R)、S-R理論と呼びます。スキナーはスキナー箱という動物実験のための装置を開発したことでも有名だが、露骨に「自分の子供を箱に入れて育ててるらしいぞ」と悪質なデマを流布されることもあったようです。

話は長くなりましたが、要するに、順番が大事なんです。最初に行動主義、行動分析学があった。それに対する批判として「人間と動物は違う」という考えがあり、認知療法が生まれていったという順番ですね。そして、行動療法と認知療法が出会って、認知行動療法ができたという経緯です。

認知行動療法概要ともいうべき話でしたね。
まだまだ書き足りませんね(汗)。ところで、こんなの、誰か読んでくれてるんですかね?

つづきます。

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