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アスペというレッテル

      2020/07/10

 

KY(空気読めない)な人を指して「あの人、アスペだよね」。
この言葉ってもう市民権を得ちゃってる感じがありますね。

言葉の誤用を正したいという思いもありますが、それよりも、レッテルを貼って切って捨てる感じが嫌だなあと思う。
あなたは私たちと違う人間であると言わんばかりの線引き、断絶、不寛容を感じてしまいます。

本来、発達障害はスペクトラム(連続していること)な病気であるので、健常から病気まで、曖昧模糊なものなのですがね。
なので、あなたも、あなたも、少しは特性があってしかるべきだと思います。

そんな僕もアスペと呼ばれたことがあります(笑)。
仕事中に、上司に「ちょっと来なさい」と言われ、AQテストというPDD(広汎性発達障害)の簡易テストをやらされたんです。
今考えたら、パワハラですよね(怒)!

それで、やった結果、セーフですよ。健常の範囲ですよ。
腹が立って、近くにいた、医者にこんなことやらされたんですよと泣きつきました。
すると、その医者は「片山君、正直に書いてください」だって(爆笑)!!

まあ、なんだっていいんですけどね。

そう言えば、知り合いの他の医者に同じ話をした時には「よかったですね。アスペルガーって天才ですよ」と言われました。
そうか、僕って周囲の人から天才って思われていたんだ、今度からそう思おうと思いました(笑)。

僕はずっと依存症病棟で働いてきました。
そこで、職場の同僚である、医師や看護師が患者を指してなんというか「あの人、ピーだから。ピーちゃんだから」。
ピーっていうのはPDD(広汎性発達障害)のことです。

一昔前は「あの人、ボーダーだから」。ボーダーっていうのは境界型人格障害のことです。
一緒ですね。アスペといって、その人を切ってしまっている一般人の素人と何も変わりません。

全然、発達障害や人格障害という診断が付いてもいない人に対し、ボーダーやピーだとレッテルを貼って何の意味があるのかなと思ってしまいます。
一見、依存症や強迫性障害などはそのように見えてしまうのでしょうが。無知、無理解としか言いようがありませんね。

僕がみてきたクライエントは、ほとんどがアスペ、ボーダー、ピーと言われてきた人達です。
5年前に某公的病院の現医院長に「あなたは人格障害です」と言われたクライエントも、今はすっかり良くなってますよ。

精神科、心療内科関係者でも、自分がかかわってきて変化がなかった人、自分の理解を超えた人に対して、分かりやすく、人格の問題や先天的脳の障害とする人は多いです。
だから治らないんだという免罪符が欲しいのかもしれません。
医療者がこれを口にするのは、あきらめ以外のなにものでもないと僕は思います。

発達障害は専門外なのですが、発達障害であったから何?って話なだけです(笑)。
療育という言葉は好きだけど、そういった言葉を乱用している人が一番療育的じゃないという(汗)。

まあ、不寛容な世の中は嫌だなと。
自分の不寛容さをアスペやガイジ(障害がある人のい意味)などと切って捨てるのは好きじゃないなあと思うのです。
そんなことをするために、アスペルガー症候群も境界型人格障害も使われたんじゃあ、たまったもんじゃないなあと思うのです。

 - 依存症

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