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誰かのために生きることは誰かのせいにする生き方です。

      2020/07/08

 

誰かのために生きるということは、誰かのせいにしてしまう生き方なのかも

 

みなさんは、今、誰かのことで腹が立っていませんか?
それは「○○のためにこれだけやってきたのに~」とか「○○のことをこんなに心配して、思っているのに~」っていう怒りではないですか?

僕は、長年、依存症病棟で働いてきました。アルコール依存症、薬物依存症などの方と付き合ってきました。

彼ら(彼女ら)の多くが「○○のためにお酒(薬)をやめないと・・」と口々に言います。
しかし、そういったことを言う人たちの多くが回復しませんでした・・。

「○○のためにお酒(薬)をやめないと」と言っていた人は、早いと1週間後ぐらいには「○○のためにお酒(薬)をやめてきたのに!まったく理解してくれないじゃないか!認めてくれないじゃないか!」

そんなことを言い出します。
そして「こんなんだったらお酒(薬)を止めるんじゃなかった!全部、意味なかったわ!」と再びお酒(薬)を飲むようになるのです・・。
そして、これは、何も依存症という病気の人だけに言えることではないですね。

僕が出会ってきた人たちも、
誰かのためと言いつつ誰かのせいにしてきた人が多いです。

例えば、母のために、父のために、親のために。
家にお金を入れたり、家の手伝い、家業を手伝うとか。
親の勧めで、高校進学、大学進学を決め、就職先も親のため。
親の勧めで結婚っていう人もいましたね(汗)。

最後は親の介護まで。延々と親のためには続きますね。

僕もお母さんから「太郎だけがたのみなんじゃから。頼んだよ~」といつも言われてきましたが。
まるで呪いの言葉ですね。
それでというワケではないかもしれませんが、実家を出ていくのに30年かかりましたよ・・・(汗)。

そりゃあ、親のためには素晴らしいのかも知れませんが、親が自分の人生の責任をとってくれるわけでも無く。
だいたいは親が死んだあとも人生は続いて行きますからねえ・・。

親のために生きて、親のために人生を棒に振って、最後は親を恨んで・・・。
そんな結末は、親さえも望んでいないことなのですがね・・。

例えば、子供のために。子供のために食事を毎日作って、子供のために習い事、塾にも行かせてやりました。
いい会社に入れるようにと、いい大学にも入れてやりました。
そのために一生懸命に働いてきました。
命懸けで子供を育ててきました。

「それなのに、子供はいま、私の言うことをまったく聞かなくなりました!なんのために子供を育てたのか悔しくてなりません・・」

そりゃあ、僕だって子供を愛していますよ。
自分の命より子供の方が大切ですよ。
でも、子供の人生は子供のものですからと僕は思うのですが・・・。

まあ、ためにで生きて、誰かを恨んだり、自分の人生を悔やんだりしてしまっては、何がためにだと思うわけです。

僕なんて、朝から晩まで人のために生きている人間ですから。
おそらく、これを読んでいる誰よりも人のために生きてきています。

そんな僕が、人のために生きることは、人のせいにする生き方だと言っているんです。

矛盾していますか?逆に説得力がありますか?(笑)

よくよくそれが本当に誰かのためになるのか吟味した方がいいですね。
誰かが幸せになっても、自分が犠牲になって不幸になる。
そういう選択をして本当に、その誰かが喜ぶのか・・・・よくよく考えてみてください。

そして、まず自分です。
選択もご自分の選択です。
人生の責任をとるのも自分です。誰かではありませんよ・・。

何が本当に誰のためになるのかを行動に移す前に吟味して欲しいですね。

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